【ファッション豆知識】現在のアパレル不況と言われる要因を推測してみた

昨今の「アパレル不況」と言われる実情

アパレル業界の記事やニュースを見ていると、最近こんなワードがよく目につきます。

「アパレル不況」だの、「アパレル氷河期」だの。

確かにアパレル市場の流通額は年々減ってはいるそうです。

現に路面店は大苦戦しており、店じまいや店舗数の縮小が進んでいます。

某ショッピングモールにて、数年前までトップクラスの売上を誇っていたあの店舗も今じゃ見る影もありません。

全体的に見ても「アパレル不況」だの、「アパレル氷河期」だの言われているのは間違いではありません。

しかし、その反面売り上げを伸ばすお店も多いのです。

不況と言われているのは一部の企業や店舗のせいだと僕は思います。

今日は少しだけ昨今のアパレル業界をぶったぎってやろうと思います。

 

なぜ不況に陥った?

アパレルのEC(ネット通販)が本格的に世に定着しだしたのが15年ほど前ではないかと思います。

そして、幾つかの失敗をしたUNIQLOが復活を遂げ、世界進出への足掛かりとなったのが2000年頃。

こうして見るとアパレル市場はここ15年ぐらいで目まぐるしく変貌してきました。

この2つの出来事が変貌の大きな要因だと僕は思います。

 

価格競争

ECの場合、とにかくライバル店舗に負けじとこぞって価格競争に走りました。

安くするために生産ロットを増やし、自分達では捌ききれないほどの在庫を抱えることになります。

抱えきれなくなった膨大な在庫は大赤字で販売されるか、バッタ屋と呼ばれる在庫処分業者に1着何百円、何十円で渡ることになります。

これをすぐにやめればいいものの、損を回収するためにまた捌ききれない在庫を安く作って同じことを繰り返す…

まるで麻薬と同じで一度陥ったらなかなか抜けれない中毒的なやつです。

 

洋服に対する価値観が変わった

次にUNIQLOの普及です。

UNIQLOが市場に浸透することで、UNIQLO価格が洋服のスタンダードと認識されるようになります。

そうなると「UNIQLOより安くしないと売れないぞ!」と勘違いしてしまい、さらなる価格競争を巻き起こします。

これは店舗側にもメーカー側にも巻き起こったこと。

そして低価格・低品質をどんどん生みだしていくことになります。

UNIQLOの低下価格・高品質は洋服に対する価値観を大きく変えたのです。

その他ファストファッションブランドの台頭もありますが、国内においてはUNUQLOが変えました。

 

業界全体が「安くないと売れない!」

上記の2つの理由が不況大きな要因だと思います。

要は価格競争の影響で業界全体が、

「安くないと売れない!」

「安く作るために沢山作ろう!品質なんて気にするな!」

「こんなに膨大な在庫捌き切れない!」「品質が悪すぎる!」

「もっと安くしなきゃ!」「赤字でもいい!」

「もっと沢山売らないと売上作れないぞ!」

↓(スタートに戻る)

「安くないと売れない!」

 

という見事な負のスパイラルに陥っていったのです。

バッタ屋さんが生業として成り立っているのも頷けます。

確かに安くすれば最初は売れるんです。

でもそれって一過性のもので、安く大量販売のブームはとっくに終わっています。

それに未だに気付かない企業や店舗が「アパレル不況」だの、「アパレル氷河期」だのと騒いでいるというわけ。

実は、偉そうなこと言ってる僕も昔同じ失敗を犯しています。

苦しかったなぁあの頃は…

 

以上が現在アパレル業界が低迷する主な要因と僕は推測します。

昨今のアパレル業界は一部を除きこんな感じです。残念ながら。

安さだけで生き残れるわけがないんです。

世界第3位のUNIQLO・GUに勝てるわけがないんです。

「不況だわぁ」と言わなければならない立場からどう脱却したら良いのか。

長くなってきたので次回に続きます!

 

 


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